ハイレート放電試験システム

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概要 本装置は、生産ラインから出荷される12V系鉛蓄電池に対して、予め設定された条件でハイレート放電し、基準値と照合することにより、OK/NGを判定する検査を行うものです。
ライン制御装置との接点信号による通信を行い、適切なタイミングで通電/判定/結果出力を行います。
最大600Aの定電流出力を行う電子負荷(トランジスタ電流制御方式)により、通年変化の少ない高精度で通電することができます。
通電条件・判定基準の入力は、装置前面に装備しているタッチパネルで容易に行えます。
検査結果は、装置前面に装備しているプリンタに判定直後に印字されます。
また、過去100件の検査結果を保持し、任意にプリンタ印字することが可能です。
仕様 検査
電池数
12V系 1個 8V〜15V
測定
項目
時間 1点 0.1〜10.0[秒]
電圧 1点 0.00〜20.00[V] 精度FS0.5%
周期50mS以内(電圧測定用A/D変換器は接続したままですから変換時間に問題ありません)
電子負荷
性能
電流 定電流 1.0〜600.0[A] 精度FS0.5%
電圧 負荷出力元 2〜13[V] 接続電流線の電圧ドロップを考慮します
立上 制御開始後20mS以内
時間 通電600A10秒→休止0A10秒を連続運転可能
冷却 電子負荷放熱フィンの温度上昇(90℃)を検知し、冷却ファンを動作→60℃以下ファン停止
インター
フェイス
ライン制御装置との接点信号通信
出力(本器→ライン) 5点(ドライ) …試験準備OK/GOOD/NG/プリンタ用紙無し/極性反対
入力(ライン→本器) 1点     …通電開始(電極接続完了)
タッチ
パネル
DIGITAL製 GP370-LG11-24V 使用
保護カバー添付
検査条件の設定/確認・判定結果の表示・現在値の表示・過去データの呼び出しなどを行います
装置架台前面上部(目線の高さ)にはめ込み設置します
プリンター ロール紙印字プリンタ 使用
検査条件・検査結果を印字(自動)
タッチパネルからの入力により、過去結果(メモリ100件)を印字可能
装置架台前面上部(目線の高さ)にはめ込み設置します
リレー
切離装置
試験準備OK状態でないときに、電子負荷2次側回路をオープンにします。
富士電機製マグネット使用
Power
SW
富士電機製 漏電警報付きブレーカ 使用
装置前面最下部にはめ込み設置します。誤操作無きように凹部取付します
供給
電源
AC100V3A(アース付き)
装置背面最下部に位置する端子台(M4ネジ)に接続して下さい
試料接続
ケーブル
電流線キャプタイヤ38mu×2   7m
電圧線シリコンゴム被膜1.25mu  7m

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